睡眠時無呼吸症候群って何?
いびきが大きかったり、不規則だったりする方は、この睡眠時無呼吸症候群の可能性がありますので、注意が必要です。
これは、本人に全く自覚が無い中で、睡眠中に呼吸が止まってしまうというものなのですが、呼吸が止まっても、すぐさま脳から危険信号が送られて、数十秒で呼吸は回復します。しかしそれが何度も何度も、一晩で数十回以上繰り返されて起こるため、呼吸が止まるたびに脳は覚醒し、危険信号を出すため、さっぱり脳が休まりません。しかし、そんなことが寝ている間に起こっているとは本人は全然気がつきませんので、しっかり寝ているはずなのに睡眠不足状態が続いてしまうのです。よく、肥満気味の方がなりやすいといわれています。
これは脂肪が気道をふさいでしまうからだと言われ、大きないびきの原因でもあります。また、心臓に大きな負担をかけてしまう場合もあり、心筋梗塞や心不全などの重病を併発してしまう危険性に対して、自分ひとりでは非常に早期発見が難しいことが厄介です。
対策としては、やはり家族の協力は必須で、いびきに異常や疑問を感じたら、すぐに診察を受けることをお勧めします。しかし悲観したり、過剰に敏感になる事はありません。これは早期発見によって、比較的簡単に症状を軽減させられるものなので、もしかしてとおもったら、まずは一度医師に相談してください。